company 会社概要

私共のホームページをご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
平成9年の創業以来、ハウジングスペースは建設工事業を通じて、お客様に魅力ある様々な提案を行うとともに、新しい価値を提供し続けてきました。
これからは企業価値向上、環境への配慮や社会貢献に積極的に取り組みながら、次世代の子供達に誇れる自信を持った商品と技量をお客様に届けたいと考えております。

有限会社ハウジングスペース取締役
鈴木真明

我が社は平成8年に父と私とで個人店として立ち上げたのが始まりでした。
その後、父が「個人店では格好がつかん」というそれだけの理由で平成9年に有限会社となり、現在の（有）ハウジングスペースがスタートしたのです。
最初は期待よりも不安の方が大きく、ただ必死に父についていくだけでした。
数年が過ぎて会社も軌道に乗り、売上げも徐々に上がっていくのを見て、
「やっぱり親父はすげえや」
職人だった私は父の営業手腕に感心するばかりで、日々父の受注してきた仕事をがむしゃらにこなす毎日でした。

平成14年夏。
父が老人ホームの大きな改修工事を引き受けてきたのを聞いて「親父すげーじゃん！！」と駆け寄ったら「いいからさっさと仕事に行け！」と話半分で追い立てられ、私は現場へと向かいました。
それはうだるような暑い夏の日でした。
めったに現場へ来る事のない父でしたが、その日は珍しく現場にいる私のもとに来て「お疲れさん」と声をかけてきました。
それが私の聞いた父の最後の声でした。

人の命というものは解らないもので、あんなに元気だった父が、ついさっき現場で軽口をきいていた父が…私は言葉もなく悲しみに暮れました。
ふさぎ込んでいる私に、知り合いの業者さんから「うちにおいでよ」優しい言葉をかけられ、私は（もう会社は解散してよその会社で働こうか…）そういう考えが頭をよぎりました。
数週間が過ぎ、やっぱり私にも父と同じ血が流れていたのでしょう。
親父の会社をつぶしてなるものか！スタッフを路頭に迷わせてなるものか!!
そういう気持ちが自分の中で段々と大きくなっていきました。
親父には負けたくない、今はその意気込みで頑張っています。
今では、スタッフの家族のため、自分の家族のため、そして工事をするお客様のために日々精進しております。